2012 SUPER GT 参戦スケジュール
| 開催月 | 開催日 | ラウンド | 大会名称 開催サーキット |
レース結果 | |
| 3 | 31(土) | 開幕戦 | 公式予選 | 2012 AUTOBACS SUPER GT 第1戦 OKAYAMA GT 300km RACE 岡山国際サーキット |
19位 |
| 4 | 1(日) | 決勝 | 10位 | ||
| 5 | 3(木) | 第2戦 | 公式予選 | 2012 AUTOBACS SUPER GT Rd.2 FUJI GT 500km RACE 富士スピードウェイ |
22位 |
| 4(金) | 決勝 | 17位 | |||
| 6 | 9(土) | 第3戦 | 公式予選 | セパン・インターナショナル・サーキット(マレーシア) |
- |
| 10(日) | 決勝 | - | |||
| 7 | 28(土) | 第4戦 | 公式予選 | スポーツランドSUGO |
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| 29(日) | 決勝 | - | |||
| 8 | 18(土) | 第5戦 | 公式予選 | 鈴鹿サーキット |
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| 19(日) | 決勝 | - | |||
| 9 | 8(土) | 第6戦 | 公式予選 | 富士スピードウェイ |
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| 9(日) | 決勝 | - | |||
| 29(土) | 第7戦 | 公式予選 | オートポリス |
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| 30(日) | 決勝 | - | |||
| 10 | 27(土) | 第8戦 | 公式予選 | ツインリンクもてぎ |
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| 28(日) | 決勝 | - | |||
開幕戦
2012 AUTOBACS SUPER GT 第1戦 OKAYAMA GT 300km RACE
開幕戦は10位ポイントゲット!
2012 SUPER GTシリーズの開幕戦が3月31~4月1日に岡山県の岡山国際サーキットにおいて開催され、「PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ」(山岸 大/井口卓人)は、このレースがマシンの実質シェイクダウンだったにもかかわらずGT300クラス 10位でフィニッシュ。貴重な1ポイントをゲットした。
昨年は東関東大震災の影響を受けて延期になっていた開幕戦の岡山ラウウド。2012年は幸いにも予定通りに開催された。GT300クラスはレギュレーションが大きく変わり、エンジンパワーがアップされ車両規定もFIA GT3を中心としたラインナップに。パドックは新車のメルセデスSLS AMG、ランボルギーニLP600、アウディR8 LMS、フェラーリ458 GT3などスーパーカーレースとも言えるほど華やかな顔ぶれ。そこに国産勢のNISSAN GT-R、SUBARU CRZ、トヨタ プリウスなど新しいマシンがデビュー。昨年同様のマシンであるFIA GT2のアストン マーチン、紫電、ガライヤ、そしてイカ娘フェラーリが決勝を争う。昨年のチャンピオンマシンであるBMW Z4 GT3と強豪ポルシェ911GT3にアウディが加わり激しく争われた予選は今回ノックダウン方式を採用。チームに加入したばかりの井口が第一予選アタックに挑んだ。まずは順調にタイヤを温めてタイムアタック。アタック途中から雨が降ってくる荒れた展開の中でタイムアップならずQ1で脱落し暫定20番手。その後予選終了後に車両規定違反やレギュレーションにより決勝は18番手からのスタートとなった。
1日は肌寒いが天候は回復し路面はドライ。朝の公式練習ではドライ路面での初走行となった山岸がマシンのセットとタイヤの構造違いを確認。その後サーキットサファリまで井口が走行してマシンの手応えをつかんだ。
午後1時からスタートのセレモニーが始まり、昨年よりも明らかに多い観客がコースやグランドスタンドに来場されて、見た目だけではなく明らかにSUPER Gtシリーズが盛り上がっていることを実感した。予定通り定刻の2時にローリングスタート開始、GT500クラスに続いてGT300クラスもクリーンなスタートを切った。山岸は前を行くランボルギーニやヴィーマックをオーバーテイク、上位陣の接触たトラブルによる脱落にも助けられ順調に周回を重ねる。予定通り30Lapでルーティーンのピットインを行い、燃料補給とタイヤ交換を行い、ドライバーを井口にチェンジ。ノーミスで見事なピットクルー作業を終えてピットアウト。その後正確なラップタイムを刻みミスのない走りで少しずつ順位を上げて行き、レース終盤にポイント圏内の10位まで浮上!さらに前を行くアウディR8 GT3をロックオン。コーナーで真後ろに追いつくがストレートで離される展開に。すると後ろからは10位争いをかけてNO,66がテールツーノーズ状態で最終ラップへと突入。クレバーな走りで10位を守り切ってチェッカーを受け今期初ポイントを獲得した。レースウィークにシェイクダウンという難しい状況の中、エンジニア、メカニック、ドライバー、チームクルーが一丸となりノーミスで戦えたことがポイント獲得に繋がった。
次回はゴールデンウィークに富士スピードウェイで開催される。それまでにいろいろと見えた課題をイカに克服することができるのか。戦いを終えてファクトリーに戻ったチームクルーたちはすでに富士戦に向けた作戦会議が行われている。
■ ドライバーコメント
山岸 大
今回の岡山ラウンドが実質のシェイクダウンとなったため、走り始めがウェットだったことで予選のタイヤ確認と選択ができませんでした。そんな中でいきなりアタックをすることになった井口選手がタイムを出せなかったことは無理もないと思います。そんな実力を発揮できないまま予選を終えたため後方からのスタートになってしまいましたが、決勝はミス無く順位を上げて行きました。しかし、速さが足りなかった。その原因もおおよそわかったので、次の富士戦に向けてマシンを向上させて行きます。GT3勢が速いレギュレーションなので、その中で自分たちが最高のレースをすることで結果を出して行きます。
井口卓人
予選では、初めてと言う事もあり良いパフォーマンスを出す事が出来ませんでした。
なので、決勝は何としてでもポイントを獲得したいと言う思いが強かったです。
決勝中は、無線のトラブルでチームと交信が出来ずに不安な部分がありましたが、チームもドライバーもミスをする事無くゴールまで車を運べたので良かったと思います。
次のレースでは、もっとチームとコミュニケーションを取り、車とドライバーのパフォーマンスを上げて良い結果を残せる様に頑張りたいと思います。次戦も応援宜しくお願い致します。
■ チームコメント
チーム監督 神野元樹
予選日までにテスト走行も出来ずに迎えた開幕戦でしたが、山岸選手、井口選手ともに、よく頑張ってくれたと思います。 井口選手はヨコハマタイヤを履いた経験が無い中、よく健闘してくれました。
予選は19位でしたが、両選手勝負強さを見せてくれて、ポイント獲得圏内の10位で決勝の幕を閉じました。マシンのトラブルもなく、ひとまず安心しましたね。 ドライバー、メカニック、スタッフ。みんな、お疲れ様!! 第2戦からも頑張りましょう!
トラックエンジニア 小藤純一
GT3車両との差が想定をはるかに超えていて驚愕しました。
GT3車両が2012モデルとなり全体のレベルが上がってしまった為だと思います。昨年からGTAと協議をしてGT3車両と戦える性能調整にしてもらった筈でしたが、ノーミスのレースをして3周遅れでのゴールはチームの努力だけでは埋めることができない差です。
マシンの準備が遅れてテストに参加出来なかった事も調整が上手くいかなかった原因だと思います。
次戦以降、適正な性能調整が行われることを期待します。
今回のレースはノーミスと言えど、小さなミスは各ポジションで有ったので、今後更にレースオペレーションの精度を上げていく努力を進めていきたいと思います。
データエンジニア 牧野成伸
今回、エンジンや、パーツの到着遅れにより、テスト不足が、一番の懸念事項でしたが、
大きなトラブルも無く、1ポイント取れた事は、不幸中の幸いに思います。
レースについては、GT3勢が速すぎですね。GTAの調整不足かも知れません。
車は、まだまだ70%ぐらいですかね。 次回には100%になる様に頑張ります。応援よろしくお願いします。
第2戦
2012 AUTOBACS SUPER GT Rd.2 FUJI GT 500km RACE
富士 500km レースは17位完走!
2012SUPERGTシリーズの第2戦『富士500kmレース』はゴールデンウィークの5月3~4日に富士スピードウェイで開催され、「PACIFICNACイカ娘フェラーリ」(山岸大/井口卓人)は巧みなピット戦略で一時12位まで順位を上げるが、56Lap目にホームストレートで15号車が大クラッシュしたためのセーフティーカー導入のタイミングがなんと予定していたルーティーンのピットインと重なってしまい痛恨のペナルティ!60秒ストップすることになり万事休す、その後チェッカーまで走行しGT300クラス17位でフィニッシュした。
フリー走行は雨が強く降る中でスタートした。前回の岡山から変更したマシンのセットアップを確認するためウェットタイヤで走行を開始。フリー走行が開始してから間もなく、300RからBコーナーにかけて姿勢を乱した4号車がクラッシュ、赤旗中断となる。クラッシュ車両の回収が終わりフリー走行が再開したが雨脚が弱まることがなく、コンパウンドの異なるレインタイヤの評価を行っていたところ、今度は1コーナー立ち上がりで5号車がフロントから激しくクラッシュ!コースは再度赤旗中断となった。各クラスともコースアウトするマシンが多い中山岸、井口ともに順調で走行を終了した。
公式予選は井口がアタックを担当、スーパーラップ進出をかけてウェエットの中を攻めて行く。ところが開始早々他車がオイルをコース上に撒いてしまい、予選後半にかけてアタックを予定していたため本来のタイムを刻むことができず予選22番手と下位に沈んでしまった。予選上位陣はアタック2周目にタイムを刻んでおり、力を発揮できないままの予選となってしまった。GT300クラス予選ポールは前回の覇者11号車だった。
決勝日天候は回復しつつあったが朝の公式練習の路面はウェットのまま。山岸が燃料満タンでタイヤとマシンのセットを確認。その後サーキットサファリで井口が走行しマシンのセットチェックを行った。
決勝は定刻通り13時からセレモニーが進行していった。スタートドライバーは山岸が担当。レースのスタート10分前ころから雨が降り出し、ほぼコース全周に渡り雨が路面を濡らしたため決勝はペースカー先導でのスタートとなった。ペースカーがコースアウトした2周目に山岸はピットイン、スリックタイヤからレインタイヤへ交換しピットアウト。その後雨脚は弱まり急速に路面状況が改善されていった13周目に再びピットイン、タイヤ交換、燃料給油とドライバーを山岸から井口へ交代しピットアウト。ここから井口のロングラン&追い上げが始まった。22番手でコースへ復帰した井口はクレバーな走りで44Lapを走行しクラス13番手まで順位を上げて行った。そして予定のルーティーン作業を行うためピットインの準備を開始した56周目に何とホームストレートで15号車のポルシェが大クラッシュ、セーフティーカーが出動した。まさに最悪のタイミングでセーフティーカーが出てしまったチームは悩んだ結果予定通り井口を呼び戻しピットイン、ドライバー交代と給油、タイヤ交換を行った。このタイミングでピットへ入れ給油を行わなければガス欠でコース上にストップしてしまうためやむを得ない決断だった。セーフティーカー出動時のピットインはレギュレーション違反でペナルティーが発令され、63周目に60秒のペナルティーストップを消化。その後は順調に周回を重ねていたが、また雨が降り出しコース上はウェット路面となっていった。その中でプッシュしていた山岸は1コーナーとAコーナーでコースをオーバーランしタイヤを痛めてしまい85周目に緊急ピットイン、タイヤ交換を行いピットアウト。コース全周がウェットのまま99周目にチェッカーを受けた結果クラス17位で完走した。
次戦は灼熱のマレーシアラウンド。暑さには強いチームだが、今回のレースで見えたトップとの明らかな「差」をどうやって縮めることができるのか。マシンセットアップを含めどのように改良改善していくのか、次戦に向けて大きな課題となった。
■ ドライバーコメント
山岸 大
予選から悪い流れになっていて、それでも長丁場の 500km レースは確実に上位進出を狙えるレースだったので、まさかのタイミングでセーフティーカーが出てしまったとはいえ、 結果を残せなかったのは純粋に速さが足りないということが要因だと思っています。特に路面状況が悪いとトップとの差は非常に大きいことがわかりました。次は得意なセパンですが、昨年と状況が全く違うため我慢のレースが続くと予想されますが、いま持っている力を出し切れば結果は付いてくると思いますので、次戦も粘り強い走りでポイントを狙って行きます!
井口卓人
今回は全体的に流れの悪いレースでした。練習走行は雨で、車のバランスも悪くなかった ので手応えを感じつつ予選に挑みました。予選では、アタックを始める前に他車がまいたオイルが酷く、アタックを出来ずに終わってしまいました。
決勝は、天候も不安定な中のレースで、着実に順位を上げて行く事が出来ていました。しか し、SC か出るタイミングとガス欠になるタイミングか重なってしまい、アンラッキーな事に ピットインのタイミングでペナルティーを受けてしまいました。着実に順位を上げていたのでこの様な結果になってしまい本当に残念です。そして悔しいです。
次のレースは気持ちを切り替えて、良い結果を出せる様に頑張ります。次も応援宜しくお願い致します。
■ チームコメント
チーム監督 神野元樹
今回の富士戦でも天候に恵まれず、さらに決勝は波乱のスタートとなりました。路面コンディションの良くない中、一時はポイントを狙えそうなポジションまで追い上げたのですが、給油直前のSC走行という不運。残念ですね。
ドライバー、メカニック共に頑張ってくれただけに、余計に悔しくてなりません。それでも、他チームが次々リタイアする中、クラッシュすることもなく無事完走できたことは素晴らしいと思います。次戦からの応援も宜しくお願いします。
トラックエンジニア 小藤純一
今回のレースは天候、運、ともに見放されたレースになってしまいました。
ガソリンの残量が、ほぼ0の時にペースカーが入ってしまい、ペナルティー覚悟でピットインをとるか、ガス欠でコース上に止まってリタイアかの二択でした。
天候にも恵まれず、ウエット、セミウエットの路面状況だとABS付きのGT3車両との差は、埋めがたいものが有ることがはっきりと出てしまいました。
しかし、ドライならストレートスピードもさほど遅くない事もわかったのたので、今後、セットアップを進め上位入賞を狙っていきたいと思います。
データエンジニア 牧野成伸
今回のレースは、全くついていない状況になりました。
予選時の、コース上にオイル旗が出たタイミングでタイムアップが難しくなりました。
予選後半に路面状況が良くなるので、そこでの予選アタックをする作戦が出来ませんでした。
決勝レースでは、雨などの影響も有り、プランも随時最適化して望みましたが、
最後のPITストップとガス欠になるタイミングに、SCになり、コース上でのガス欠か、ペナルティー覚悟のPITINか、を選択する事になりました。
これが無ければ、#52の前でチェッカーが確実でした。非常に残念な結果でした。
これもレース。次回頑張ります。応援よろしくお願いします。


















