Ferrari F40

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Ferrari F40 ENZO Ferrariの遺作と言えるスペチアーレであるF40は、60年代の頃のように公道も走れる世界最高の性能を持つスポーツカーを1986年当時の最高技術を用いて開発され、市販されたままコンペティションフィールドで活躍できるロードゴーイングマシンとして、創業40周年記念モデルのネーミングでリリースされました。生産台数は1311台とスペチアーレとして過去最大生産数を誇る大人気モデルで、美しいデザインのボディは前後スポイラーがダウンフォースを発生させることで優れたスタビリティーを実現している。生産の初期モデルはウィンドゥとドアなどよりライトウェイトな仕様でデリバリーされた。今回ご紹介するこのクルマは初期モデルで、ノンキャタライザーにポリカーウィンドゥが装着されている。オリジナルの性能をさらに引き上げるため、リヤウィングはF40 LMのものに、ホイールはワンオフ鍛造18inchホイールに交換されている。エンジンはオリジナルだがフルオーバーホールされたことでメーカー公表値の478bhp/7000rpmを発揮するパワーユニットからもたらされるパワーは、ラジアルタイヤを3速までホイールスピンさせてしまうほど強烈な加速力を持っています。本気でアクセルを踏むためにはスリックタイヤとサーキットというフィールドが必要でしょう。最新モデルと比較した場合一番違いを感じるのは車重でドライウェイト1,100kgという見た目からは想像できない軽快さは、加速、減速、コーナーリングのすべてにおいて抜群の運動性能を発揮し、ある程度のレーシングスキルを持っていれば相当なペースで走らせることが可能です。重いと評判のクラッチも決して扱いづらいものではなく、慣れてしまえば街中での操作も苦にはなりません。とにかく走らせてこれほど楽しいスポーツカーは本当に数少ないと思います。世界中のエンスーアジストたちが魅了されることも頷けますね。
LMP CARS CALL 03-5772-2788

1989y Ferrari F40
Body design Pininfarina
90º V8 2,936cc 487ps/7,000rpm
L 4358 / W 1970 / H 1124 1,100kg
Wheelbase 2450mm

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